EDとは|勃起不全・勃起障害あなたは大丈夫ですか?

ホルモン治療を受けた方の例

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副腎からのわずかな男性ホルモンをブロックしてしまう方法での手術を受けた患者さんの大部分は性欲の極端な低下を訴えることが多いです。

 

前立腺がんで1年前からホルモン療法を続けている、65歳の患者さんがいます。65歳といえばまだ若いといってもいい年です。生活どうもそれほど衰えていないはずです。治療の開始に当たっては十分に話し合いをしたうえで、このホルモン量不を選択しましたが、性機能の変化については、時々尋ねていました。

 

「最近、あちらの方はどうですか?やっぱりだめですか?」
「さっぱりです。立つことは立つのですが、その気にならないのです。」
「えっ、立つのですか?」
「ええ、立つことは立ちます。けれどもその気にならないのです。性欲が無いとはこんな状態です。実をいうと、私はもともとスケベなのです。なんか最終解脱したみたいで。」
「そのうち空中浮遊ができるようになるかもしれませんね」

 

最後は冗談で終わりましたが、患者さんの切なさはひしひしと伝わってきました。所が男性ホルモンレベルだけで性欲の強さがコントロールされているのかというと、必ずしもそれだけではないところが、実に悩ましく難しいところです。